Smartphoneと古希の父

smp

2015年現在では、日本におけるSmartphoneの普及率は、若者を中心に約6割りを超え、Smartphoneを使ったインターネットの利用率もパソコンとほぼ同様の5割を記録している。
特に10代への普及率は8割以上を記録しており、2016年以降も更に上昇することが予想される。
小学校や中学校、そして高校の授業でもタブレットが活用されており、android端末やipad端末を利用し、教材もインターネットで配信されている。

一例を紹介すると数学の授業では、テキストでは分かりずらい図形の展開図を3D表示を行うことで360度回転させることができ、図形を展開し、面積を求めることもできる。
これら技術を応用し、70代のシニア向けのアプリ開発に取り組むProviderが増えている。

Androidメーカーとしては、HTC、サムスン電子、SONY、TOSHIBA、SHARP、ZTE、Foxconn、LGエレクトロニクス、MOTOROLA PHOTON、ASUS、Mobile In Style、Smart Devices、BenQ、LENOVO、Acer、MSI、Geaneeなどがあるが、特にAppleはipad、iphoneで独自のシニア向けアプリ開発に成功している。

今年の12月に古希の祝いを迎える父も携帯電話の販売店へ赴き、自らProvider契約を行い、ipad、iphoneを手にした。老化防止にとProvider契約を行ったが、ipad端末、iphone端末を手にした父は、人が変わったように朝6時から深夜1時までYouTube、TuneIn Radioに没頭し端末を手放すことはなかった。

あまりにも1日当たりの端末の使用時間が長時間に渡ったため、Providerから使用容量超過の警告が来てしまい、急激に使用速度が低下した。
internetへの接続速度に満足できなくなった父は、Providerの契約を見直すことにしたが7GBから30GBに変更したが、2週間で限度となる30GBの使用上限量を上回ってしまった。

年金を受給し金銭的にも余裕のあった父は、別のProviderを契約し、わざわざunited states of americaからMOTOROLA PHOTONを取り寄せ、端末のSIMをfreeにする契約を行った。

それから3ヵ月後、12月に誕生日を迎えた父は、驚くことにYouTubeに東京の雅叙園で行った、自分の古希の誕生日会の様子をアップロードしたのである。
携帯電話で作成したとは思えない、flashを多用したオープニング映像と華やかな音楽からスタートし、とても数カ月前にSmartphoneを手にしたとは思えない程の技術を身につけていたことに驚きを隠せなかった。

お祝いの席で父がSmartphone専用スタンドを使い、自ら動画を撮影していたことは知っていたが、加工技術を身につけていたとは夢にも思わなかった。古希の祝賀会の最後に、私達兄弟から父へ、和の柄のギフトラッピングした桐箱入りの最新式のSmartphoneをプレゼントしたのだが、父は涙を流して喜び、私達に何度も「ありがとう!ありがとう!」と感謝の言葉を言っていたのが、忘れることができない思い出である。

動画の最後には、家族全員の集合写真を撮影したが、その写真も見事にスライドショーとして加工し、動画のエンディングに使用していた。古希の誕生日を迎えた父のこれからの目標は、動画のクリエーターとアプリ開発者になることだそうだ。夢を叶えるため最新式のMac Book Proを購入した父は、開発ソフトウェアであるXcodeのインストールを行い、iOS デベロッパープログラムへの登録を行った。

80歳には傘寿を迎えるが、まだまだ進化を迎える父を家族全員であたたかく見守ろうと思う。

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  • シニアが集まるProviderを期に、おじいちゃんが右手にiPhone、左手にAndroidを持って、IT無双しています。
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